2002-03-15 第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
○港参考人 ITを中小企業の各経済活動に活用していくということは非常に重要でありますが、問題はITのハードウエアの導入ではないわけでありまして、今非常にIT機器の値段が低下しておりまして、その点では中小企業は余り困難性はないわけです。しかしながら、ITを導入してどういう効果があるかというと、これは即時性なんですね。すぐに情報が伝わるということです。 そうすると、例えばBツーBにITを応用しようとすると
○港参考人 ITを中小企業の各経済活動に活用していくということは非常に重要でありますが、問題はITのハードウエアの導入ではないわけでありまして、今非常にIT機器の値段が低下しておりまして、その点では中小企業は余り困難性はないわけです。しかしながら、ITを導入してどういう効果があるかというと、これは即時性なんですね。すぐに情報が伝わるということです。 そうすると、例えばBツーBにITを応用しようとすると
○港参考人 創業支援についてでありますが、現在の失業保険の制度によりますと、創業すれば失業保険が打ち切られるわけですね。これがかなり起業を抑制的に作用していると思うんです。起業で成功しているのは、失業してかなり早い時点で創業するのが成功しているケースが多いわけでありまして、したがって、失業保険をもらえるだけもらってから起業しようというのはなかなか成功しないわけですから、起業しても失業保険給付を打ち切
○港参考人 おはようございます。港でございます。 本日、私は、中小企業が今日直面しております困難な状況を生み出しました原因を明らかにしまして、この長期不況から脱却するための私なりの具体案を御説明させていただきたいと思います。 中小企業が長期にわたって呻吟しております経済の混迷の原因は、根本的には、情報技術革新がもたらした産業経済システムの転換に伴う摩擦にあります。それが過去の誤った景気判断に誘導